ジョリー(幸せな)ジープ

今日のトピックはフィリピンのローカルなグルメを味わいたい方は必見!ジョリジープについてお話ししたいと思います。

ジョリジープとは

街中の通りに横付けしているジープもしくはアルミで出来たジープサイズのボックステントで、立ち食い出来るようにカウンターテーブルが付いており、フィリピンローカル料理が通常10種類程度並べてあります。ジョリーとは幸せという意味で、ジョリジープを直訳すると幸せなジープとなります。皆自分の家で朝調理して運んできて1日の営業をするので夕方位までしか開いていません。人通りの多いビジネス街等に多く、いくつものジョリジープが点々と並んでいます。時間がないけどお腹が空いているからどうしても何か食べたい、短いランチ休憩にサクッと食べたいなどお手軽、お値段がお手頃(1オーダー40ペソ(約80えん)から)、何種類もの料理から自分の好みで都度組み合わせて選んで注文出来る等、とても利便性に優れています。ローカルのフィリピン人はみんな「自分はここが好き」とか、気分に合わせて「今日はここのジープ」とか使い分けまでしています。

利用方法

中に立っているお店の人にどの料理が食べたいかをオーダーし、お会計を済ませたらその場で立ち食いです。飲み物、デザート系焼き菓子等も置いている場合があります。テイクアウトをお願いするとクリアなプラスチックの袋に金魚掬いみたいな感じで入れて、器用にきっちり漏れないように縛ってビニールの手提げ袋に入れて渡してくれます。
通りがけにその場で食べてみてもよし、テイクアウトして自分の部屋でゆっくり食べても良しです。暑い外出一日営業するのでしっかり調理されている料理がほとんどなのでサラダ等はありません。油で調理されたものばかりになります。1オーダーが少量だしお手頃な値段なので、色々頼んでみると面白いと思います。是非試してみてください!