フィリピンで最も有名なデザート「ハロハロ」

少し涼しくなるようなフィリピンで最も代表的デザート「ハロハロ」のご紹介です。日本でもミニストップが夏になると毎年売っているので聞いた事がある方も多いと思います。あのかき氷風のスイーツはフィリピンの食べ物なんです。

ハロハロとは

タガログ語でMix Mixの意味で、文字通り、たくさんの具材がかき氷の上に乗っているのを混ぜ混ぜにして食べます。かき氷の上に紫芋(ウベ)の餡子状のもの、豆の甘煮、ココナッツの実の千切り、小豆、ゼリー、ナタデココ、タロイモ、ジャックフルーツ、バナナ甘煮、レチョフラン(カスタードプディング)などの上からコンデンスミルクをかけ、トップにウベやココナッツのアイスクリームが乗っています。

ハロハロのいろいろ

地域やレストランによってスタイルは色々で、中にはとてもシンプルで具材の種類が少ないものもあります。有名なのはRazon’sのハロハロで、Razon’sはフランチャイズのフィリピン料理レストランでどこでも見かけますがRazon’sのハロハロはたくさんのファンがいます。ミルクのクリーム、バナナとココナッツ甘煮、かき氷、レチョフランにミルクをかけただけですがそれぞれの具材の味が良くて人気が高いです。

ハロハロの歴史

戦前に日本の「小豆ミルクかき氷」がフィリピンに伝わり、その後フィリピンのローカルな食材がトッピングとして追加されてハロハロが形成されました。そう、起源は日本にあったのです。
日本での今の「ハロハロ」はミニストップで1995年に始まりました。オリジナルソフトクリームが有名なミニストップでハロハロはうまい戦略ですよね。

おしまいに

個人的に小豆が好きで和菓子が好きな私にはハロハロは大好きなスイーツで、至る所でハロハロを見つけては必ず試して食べ比べます。レストラン、ファーストフード店、ストリート(ダーティーハロハロと言います)、地方旅行の際。常夏のフィリピンにはこのかき氷スイーツはもってこいです。ちなみにエアコンガンガンの肌寒いモールやレストランでも唇青くしてでも食べます(笑)。。みなさんにもぜひ食べてもらいたくて書きました。ぜひフィリピンで本場のハロハロ食べ比べてください!