フィリピンのインターネット事情

今回は留学中欠かせないフィリピンのインターネット事情についてお話ししたいと思います。皆さんスマホはもちろん、日本の家族、友人と連絡を取る為にタブレットや、社会人の方はお仕事を持参されて渡航される事もあるかと思います。インターネットのせいで留学生活が困らない為にも大事な点になりますのでぜひ読んでください。

ここ数年の現状

私はかれこれ11年フィリピンに在住していますが、発展途上国だけあって、毎年常に目覚ましいインフラの成長を感じています。インターネットもそのひとつで、回線のスピード、安定性、トラブルシュートの機敏性と、年々向上しています。

インターネットプロバイダー

大きく分けて3社がフィリピンをカバーしています。

  1. PLDT(Philippines Long Distance Telephone):国内で最も広く使われている会社。有線回線が主流。固定電話を大きく手掛けている。
  2. Globe:携帯電話の会社で自宅・オフィス用のインターネットも提供、無線回線が主。アヤラ財閥と提携しているので、アヤラモールやコンドミニアムはGlobeが強い。
  3. Skycable:新しめな会社で光回線に強い。テレビのケーブルチャンネルの会社。

エリアによってどこのプロバイダーが強い等は変わるので一概にどこのインターネットが一番いいとは言えませんが、共通して言えるのはどこも耐久性が増している事。というのは、以前は強い雨が降ると、インターネットが止まってしまう事が多々あり、復旧も時間がかかっていたので、台風で通勤出来ずに自宅勤務をしているにも関わらず、自宅のネット状況が悪いために仕事が出来ない、時にはどうしてもその日中に終わらせなければならない仕事の為に悪天候の中出社するハメにも。しかしここ数年では雨が降ってもネットが切れず、万が一止まってしまってもすぐに利用者全員にマスメールが携帯に速報で届き、回復予定時刻を小刻みにアップデートしてそく修復です。

ただ、やはり日本に比べるとまだまだなので、市街地の大きなビル内なら問題ないですが、郊外で1軒屋建の建物になると天気やプロバイダーの事故等で止まる可能性が大きくなります。もし、仕事等でインターネットが絶対に必要な場合は留学先として、市街地、大きなビルを選ぶと安心だと思います。学校を選ぶ際に確認する事項の一つとしてぜひ考慮して頂きたい点なので今日は取り上げてみました。