英語を聞き取れるようになるには

今回は私が考えるところの英語の勉強方法についてです。

リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング

英語という一つの語学をマスターしようとする時にどれが一番大事なのかと考えたりしませんか?例えばTOEICで点数を上げたいとか目的があったらリスニングとリーディングを集中して勉強しようとか具体的なゴールに沿って勉強方法が決まるかもしれません。

言語として日常生活に使う場合、リスニングって大事だと私は思っています。なぜなら、会話をしていて相手の言っている事がわからないと何を返していいかわからない。スピーキングができて自分の言いたい事が言えても頓珍漢な噛み合っていない返事をしかねない。

リーディングは自分のペースなのでスマホで単語を調べてしのげる。ライティングも然り。

リスニングの近道

インターネットで検索してみると「聞き取れるようになるにはたくさん聞くのが近道」みたいな理由から毎日少しずつ聞くとかいう教材が山ほどあります。私たちが日本語を習得したのも子供の時から周りの日本語の会話を聞いて自然に学んだのでなんとなくわかります。アメリカの3歳児が中学高校で6年間英語を勉強した18歳大学1年生の日本人留学生(私です)より断然英語が話せるのを目の当たりにしたときのなんとも言えない思い。。3歳児が3年間四六時中英語漬けになってればそれは相当かもしれません。

けれど。それはアメリカ人の両親の元に生まれ育っているから。日本人の私たちは英語環境の家に住んでいるわけでもないのでそうそう聞き流したりで自然に聞き取れるようにパワーアップする事ってないです。

そもそも単語が分からなければ何と言っているかも検討を付けられない。逆を言えば単語を知っているとその単語を聞くだけで何となく話の筋が予測出来る。そうなんです。聞き取りをマスターするには単語の勉強をした方が早いんです。ひたすら聞き流し系の教材じゃあ時間かかります。私自身も振り返ると、読み物をしていて何か知らない単語にぶち当たった時に必ず辞書で調べる。その繰り返しを積み重ねているうちに実践的な単語力が付き、さらにはリスニングでの聞き取りも効率が上がりました。聞いてて知らない単語あったら何言っているか分からない、誤解して終わる可能性大です。