英語の効率的な学習方法 – カランメソッドとは
今回は英語の勉強法の一つ、カランメソッドをご紹介したいと思います。
カランメソッド(callan method)とは
ダイレクトメソッド(direct method)という学習法の一つで授業が英語のみで行われ、日本語(生徒の母国語)を一切使用しないものです。この方法は100年以上、40カ国以上で活用されています。
カランメソッドの歴史
カランメソッドはイギリスで育ったロビン・カラン氏が考案した学習法です。ロビン氏が20代前半でイタリアで英語を教えていた際に現地の授業が非効率でつまらないと疑問を感じ、独自の言語習得のメカニズムを研究し、飛躍的に向上させられる方法を開発したのです。
カランメソッドの特徴
カランメソッドでは常にリスニングとスピーキングを反復させ、間違えを訂正し絶え間なく英語を浴びさせられます。新しい単語や文法を習ったとともに練習し、質問に対する答えをスピーキングし、間違えはその場で即修正されます。カランメソッドでは講師はゆっくり話してくれません。自然のスピードでどんどん質問されそれに瞬時の回答をする為、日本語で思考する時間はなく、強制的に英語で回答するため英語で考える力がつきます。
カランメソッドの効果
スピーディーなカランメソッドの学習法ほうにより他の英語の学習法と比較して4倍早く英語を習得できるとされています。通常ケンブリッジ英語検定試験(PET)のレベルに達するまでに、350時間要するのに対し、カランメソッドはわずか、80時間、ケンブリッジ試験準備(FCE)はわずか160時間となっています。
カランメソッドのメリット・デメリット
メリットは英語でスピーディーにやりとりを絶え間なくする為英会話能力が鍛えられます。即時に回答を要求されるので英語で思考する事に慣れます。また、発音・文法も即座に修正されて再度やり直しをさせられるので正しい発音と文法を習得できます。
デメリットは言うまでもないですが、日本語を全く使用せず全部英語でレッスンが進められ、スピードも速いので初心者には難易度が高いです。単語・文法力がない場合はついていくのが難しいでしょう。
まとめ
以上からカランメソッドは世界各国で活用されています。すでにある程度の会話力がある方で正しい発音・文法を学びたい、短期で効果を得たい方にはお勧めです。
フィリピンの英語学校でもカランメソッド認定の学校がありますのでご興味をお持ちになられた方はぜひこちらのメールに返信してご相談ください。